12月 第2週 9-3スイング

【9-3スイング】

(体のターン動作を身につけます)

ザバススポーツクラブ鶴見 ゴルフスクールの皆様

今回は、9-3スイングを解説いたします。

 

9-3スイングで覚える動きは、体(体幹部)のターン動作を身に着けるためのスイングです。
正しいターン動作を覚えることで、体の早い回転や重心移動が自然に覚えられるためダフリショットや飛距離アップにもつながります。また、フルスイングの下半身の動きにもなります。

8-4スイング同様、クラブフェースとシャフトを固定させ(グリップの押し支え力と両肘の絞り)、背骨を軸にしてアドレスの位置から両肩(体)を後方に90度回転、目標方向に90度回転させる動きになります。

Filed under: 今週のテーマ — tag2bee 9:30 AM

スイングのNG集②-2 キャスティング動作

ザバススポーツクラブ鶴見 会員の皆様

いつもご利用ありがとうございます。

今回もキャスティングの動作について、また正しい動きに関して説明いたします。

<正しいダウンスイングの腕の動き>

前回キャスティング動作とは、トップオブスイングからクラブを右腕主導でスイングダウン動作(ダウンスイング)を行うときに発生する動きで、原因は、右手首を使ってクラブを振り下ろそうとすることで発生するとお話いたしました。

この動きは、タメを作れずヘッドスピードが上がらないので飛距離がでません。また、スライスの原因にも関係しています。タメを作れないスイングは、ダウンスイング時のクラブヘッドがボールの外側から下りてカット軌道のスイングになり、ボールが右に曲がるスライスとなります。

それではどのような動きをすればよいのでしょう。

腕、肘、手首によるコック動作とリフトアップ動作のクラブを、バックスイング方向に動かす力が残っている間に、左腕でグリップエンドを垂直に真下に引き下ろすのです。

<トップオブスイング>

簡単にいいますと、トップオブスイングまで右腕がクラブを上げている間に左腕でクラブを引き下ろす動きです。

<右腕によるリフトアップ動作>

この時に、右腕でクラブを引き下ろしてはいけません。ダウンスイング方向に左腕でクラブを下ろしている動きに右腕も参加してしまうとタメは作れません。

<切り返し時の左右の腕の力が働く方向>

右腕がクラブを体に引き寄せるようにトップオブスイングに向かって力を入れている間に、反対のダウンスイング方向に左腕でクラブを引き下ろすことでタメが作られるのです。

(この瞬間、右肘が左肘の下に位置します。下図参照)

<タメの効いたダウンスイングの腕の形>

感覚的には、切り返しで左上腕でクラブを垂直方向に引き下ろし、インパクト直前まで手首の角度を変えないようにする感覚です。切り返しでは手首は腕よりも後に使うことが重要となります。

Filed under: 未分類 — tag2bee 11:37 PM

安全確認

ザバススポーツクラブ鶴見店
ゴルフスクールの皆様こんにちは
土曜日レッスン担当の成井です。

ゴルフラウンドを最大限に楽しむ方法、
覚えてますか?

そうです。ゴルフのエチケットマナーを身につけることでしたね。

ルールブックの第1章のエチケットに記されている
内容は大きく3つに分けられます。

①安全確認
②他の人に迷惑をかけない
③コースの保護

ルールブックの内容やそれに関する補足などを入れながら説明してまいります。

 

①安全確認
コースで快心のドライバーショットを放つのは気持ち良いものです。
ですがその前に気をつけていただきたいことがあります。

朝イチのティーショットは身体をほぐすために素振りすると思います。
その際、周囲に人がいないかを必ずチェックしましょう。

ティーインググランドの付近は人が多く集まる場所です。
十分気をつけなければなりません。

また人がいる方向に向けてスイングする事は、必ずしないようにしましょう。
万が一ヘッドが飛んでしまうと大変なことになります。
また、地面を削って芝や土を人にかぶせてしまうなんて行為は最悪です。

たまに見かけたりしますが、、、。

人がいる方に向かってスイングしてしまう人は
意外と多くいます。
芝を削らなくても大変危険で失礼な行為なので気をつけましょう。

実は私も芝を頭に浴びたことがあります。
友達でしたので思いっきり叱ってあげました(笑)

 

またこれは実際にあったことですが
ティーインググランドから前の人がティーショットをして、次のプレーヤーがティーアップして上体を起こしたところに前のプレーヤーが素振りをしたクラブに直撃してしまい大怪我をしてしまうという事故がありました。

次のプレーヤーは前のプレーヤーの背後の近いところにティーアップをし、前のプレーヤーはティーショットが曲がってしまって、
反省の素振りを後ろでティーアップしている人に気がつかずにしてしまったということでした。

ここから学ぶことは

クラブを持った人の背後から近づくことは危険!
それから素振りをする時は必ず周りを確認!

因みにこの場合、前のプレーヤーの反省の素振りは次のプレーヤーのために速やかにティーインググランドを開けてからすべきです。

 

これから楽しい時を過ごすはずが
一番最初にこんなことになってはゴルフどころではありませんよね。
コースでのプレーは凄く楽しいのですが
このような危険なこともありますので十分気をつけましょう。

長くなりましたので本日のエチケットマナーの勉強はここまでとします。

次回は①安全確認の続きからと致します。
よろしくお願い致します。

Filed under: エンジョイゴルフ — tag2bee 11:41 AM

12月 第1週 8-4スイング

【8-4スイング】

ザバススポーツクラブ鶴見 ゴルフスクールの皆様

プログラムの8-4スイングの解説をいたします。

8-4スイングは、インパクトゾーン(ボールに当たる前と後のクラブヘッドの動き)のクラブの動かし方を覚える、5つのスイングの中でクラブの振り幅が最小のスイングです。

『インパクトゾーン(エリア)の体の動きを覚える』

8-4スイングは、手首を固定して体(背中)でクラブを動かす練習です。

背骨を軸に両肩を飛球線の後方方向と目標方向に45度回す動きです。

この動きは、スイングの開始、インパクトの前後、短い距離のアプローチで使います。

スイング中は手首と肘を固定して体の回転でクラブを動かすことがポイントとなります。ヒジの絞りでシャフトを固定し、手首の角度でフェースが動かないようにします。

 

Filed under: 今週のテーマ — tag2bee 8:10 AM

12月 第1週 Starting Address スターティング アドレス

ザバススポーツクラブ鶴見

ゴルフスクールの皆様

 

今回は、グリップに続きましてアドレスについて解説いたしたいと思います。

<スターティング アドレス>

アドレスはスイング中、効率よく体を動かすための最低限守ってもらいたい基本の打つ準備となる構え方です。つまり、アドレス=体の回転の準備をする と言うことです。

<理想的なスタンス幅は?>

最適なスタンス幅なら体が効率的に回せます。

作り方は、右足をつま先立ちにして左側に送ります。

<左右の膝が横に並ぶ>

理想のスタンス幅は、右足を目標方向へ送ったとき、右膝が左膝の横に並ぶ。この形をもとに正しいスタンス幅を確認してください。(目安は踵の幅が約30cm)

 

<注 意>
スタンス幅が広すぎると体の回転がしづらくなります。


逆に極端に狭いとバランスがわるくなってしまうので要注意。

<両足のつま先の向き>

つま先向きが正しければ体がスムーズに回ります。

左右のつま先を許容範囲内で調節します。

つま先の向きは、

右が12時から1時左が10時から11時の範囲に収まるように調整します。
バックスイングとフォロースルーを行って、体が回転しやすければそれが最適な向きです。

<注 意>
<バックスイングで体が回転しづらくなるつま先の向き>

右足が左を向く


左足が極端に左を向く

<フォロースルーで体が回転しづらくなるつま先向き>

右足が極端に右を向く

左足が右を向く

<前傾方法と重心位置>

しっかり胸を張って前傾姿勢を作ります。

背中側で両手を組み、そのまま手のひらを地面に向けます。すると肩甲骨が内側により胸を張った姿勢が作れます。そして胸の張りを保ったまま腰から上半身を前傾させていけば背中の曲がった前傾になりません。

<正しい前傾角度のチェック>

土踏まずのややつま先寄りに重心が来るように前傾と膝の角度を調節します。正しい姿勢ができたら右腕を離し、腕を伸ばした状態で右中指の先端が右膝頭の上部に軽く触れる位が正しい前傾姿勢です。(下図)

最適な両足の重心位置は土踏まずのややつま先寄りで、上体の前傾と膝の角度を調節して最適なポジションに重心を移しましょう。

<頭の角度>

後頭部から頸椎までを一直線にして構えます。

スムースな回転を行うためには、後頭部と頸椎が一直線に結ばれるようにアドレス姿勢を作りましょう。

<後頭部が垂れてしまうと回転軸が増える>

ボールを覗き込むように構えると後頭部が垂れて回転軸が2つになってしまいます。(頸椎と腰椎)
このようなアドレスでは正しい回転ができないので注意しましょう。

<腕の位置>

アイアンでは地面に対して垂直


インパクトはこのアドレスの形がほぼ同じで腕は地面に対して垂直に近い形になります。

ドライバー ではアイアンに比べやや斜めになります。

<注 意>

腕とシャフトの角度

腕を正しい位置にセットすれば腕とシャフトには必ず角度がつきます。腕とクラブが一直線にならないようにしましょう。

 

Filed under: 今週のテーマ — tag2bee 8:05 AM

12月 第1週 スターティング グリップ

ザバススポーツクラブ鶴見

ゴルフスクールの皆様

 

プログラムのスターティング・グリップとアドレスについて解説いたします。

 

<グリップとアドレス>

グリップとアドレスには基本的な形がありますが、スイングが少しずつ出来てくると自分に合ったグリップに変わってきます。そのため、最初から自分の完成形となるグリップとアドレスはつくることができません。

コンバインドプレーン理論では、腕の縦の動きと体の横回転を合成しリストターンを抑えてスイングします。そのためクラブは縦に動かしやすいように握る必要があります。

グリップとアドレスは、正しいスイング動作を行うための準備と考えてください。

<スターティンググリップとは>

スイング中、効率良く『クラブ』を動かすための最低限守ってもらいたい基本となるクラブの握り方です。


グリップ = クラブを方向に動かすしやすくするための準備


<左右のグリップの向き>

基本となるのは、左手のナックルと右のツメの見え方を確認して正しいグリップを習得しましょう。

左手  ナックルが2個から2個半見える。

右手  中指と薬指の爪が見える。

<左手のグリップ>

人差し指の付け根と第一関節の間から小指の付け根にかけてクラブをあてがう。

グリップが肉厚部分に引っかかるように握ります。

グリップエンドは肉厚部分の真下に収まります。

上から見ると正しく握れていればナックルが2つから2つ半見えます。

<右手のグリップ>

右手生命線を左手親指にあてがう

左手親指のツメ側のラインに右手の生命線が重なるようにセットしましょう。右手中指のラインに対してクラブは斜めにあてがわれます。

右手人差し指の形

人差し指をピストルの引き金を引く形にして、その上にクラブを載せます。この形になればコック動作をスムーズに行えるようになります。

右手3本の指でクラブを支える

正しい角度でクラブを当て、小指、薬指、中指でクラブを下から支えるように握ります。

<注 意>
左手のナックルが1つしか見えない握り方は、インパクト時にフェイスが開きやすくなります。

左手ナックルが3つ以上見えるのは、インパクト時に極端にフェースが閉じやすくなります。

右手の爪が全く見えなくなるのはインパクト時にフェイスが閉じやすくなります。

右手の中指、薬指の第二関節が見えるのはインパクト時にフェースが開きやすくなります。

 

Filed under: 今週のテーマ — tag2bee 8:00 AM