ゴルファーの最大の敵
ザバススポーツクラブ鶴見 会員の皆様
いつもご利用ありがとうございます。
木曜レッスン担当 横山です。
今回からはゴルフのメンタル面のお話を少しさせていただきたいと思います。
【ボビー・ジョーンズ75年前の文章】
「 とても重要な局面でなければ、上手なゴルフをするのに、何か大事なことがかかると途端にミスをする人は多い。
この原因の正体は恐れであり、スイングに自信がないために、ここぞというときに大事なものを託すことが出来なくなる。
恐れに邪魔されると柔軟さが消え、硬い顔つきになり緊張がリズムを狂わせる。世界一動きの滑らかな機械も自信のなさという砂利がベアリングに詰まって動きが止まってしまう。
ボールに向かい重要なストロークを行おうとするときは、必ずできるという確信がなくてはならない。恐れずに体をひねりボールを打つこと。
良いスイングとは自信に満ちてこそリラックスして生み出すことができるのだから 」
まず知らない人もいると思うので、ボビー・ジョーンズについて。
ボビー・ジョーンズ(1902 = 1971)ジョージア州アトランタ出身
全米オープン、全英オープン、全米アマ、全英アマと当時のメジャートーナメントをすべて同じ年(1930年)に優勝した唯一の年間グランドスラマー。(グランドスラマーというスポーツ界の言葉の始まりもここからといわれている)最初のメジャー優勝からわずか8シーズンの間にメジャー優勝13回(全米オープン4回、全英オープン3回、全米アマ5回、全英アマ1回の偉業を成し遂げた人物。弁護士でもある彼は一生涯アマチュアを貫いた。
彼の功績は、皆様もご存じのオーガスタナショナルを設計し、メジャー・トーナメントの一つとなったマスターズの創設とその後の発展に貢献したことで有名です。
その彼の文章が真実を言っています。
ゴルファーの最大の敵は、恐怖心。
どんなレベルのゴルファーにも共通の真実があるとすれば、それは恐怖心なのです。
(次回につづく)