11月 第6週 9-3スイング

【9-3スイング】

(体のターン動作を身につけます)

ザバススポーツクラブ鶴見 ゴルフスクールの皆様

今回は、9-3スイングを解説いたします。

 

9-3スイングで覚える動きは、体(体幹部)のターン動作を身に着けるためのスイングです。
正しいターン動作を覚えることで、体の早い回転や重心移動が自然に覚えられるためダフリショットや飛距離アップにもつながります。また、フルスイングの下半身の動きにもなります。

この動きでボールを打つと、 個人差はありますが、男性で52度のアプローチウェッジで約30ヤード、女性で約30ヤード弱ぐらいのアプローチショットになります。

8-4同様、クラブフェースとシャフトを固定させ(グリップの押し支え力と両肘の絞り)、背骨を軸にしてアドレスの位置から両肩(体)を後方に90度回転、目標方向に90度回転させる動きになります。

まず、8-4の動きでスイングをスタートさせます。後方に回転した時にシャフトは地面と平行、クラブは9時を指し、左肩は若干下がります。(トップオブスイング)

バックスイングは、肩の回転に呼応して下半身が動くのが正しい動きになります。バックスイングを腰の回転から始めてしまうと正しい体の回転で打てなくなりますので注意してください。
目標方向に回転した時クラブは地面と平行、クラブは3時を指し右肩は若干下がります。(フィニッシュ)
腰も目標に対して正対し、顔は目標方向を向いています。体が回転しやすいように、右膝を左膝の横に並べ、右足はつま先立ちになります。

フィニッシュでは左足の踵寄りに体重が9割以上移動しています。左膝はアドレスの角度を維持し右膝は最終的に左膝の横に並ぶように右アキレス腱で送りますが、左腰が回転する引きの力で引き上げられる意識が大切です。

ポイントはアドレス時の左膝の角度がスイング中あまり変わらず、フィニッシュまでキープできていることです。左膝が伸びたり流れたりしますと腰は水平に回転できず、十分な体の回転速度を得ることができません。

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